2011年02月03日
新利権協定書を締結(2012/12/6から30年間)
当社が保有しているアラブ首長国連邦アブダビ首長国との現利権協定は2012年12月5日に期限を迎えますが、本日アブダビ国営石油会社にてアブダビ首長国最高石油評議会と、現在操業中の3油田(ムバラス油田、ウム・アル・アンバー油田、ニーワット・アル・ギャラン油田)の利権更新と新鉱区(ヘイル油田)の追加取得について、2012年12月6日より30年間の新たな利権協定を締結致しました。
現在操業中の3油田については、1973年5月のムバラス油田の生産開始より37年間に亘って生産を続けており、新利権協定締結後も引き続き30年間の生産継続を見込んでおります。
新鉱区は、現在当社が操業する油田の近傍に位置する既発見未開発構造です。新鉱区取得後、評価井の掘削を含めた評価作業を実施しますが、現在操業中の3油田と同程度の生産規模であると見込んでおります。また、当社が保有する既設地上生産設備を最大限活用できることから、環境に配慮した、経済性の高い開発・生産が期待されております。
同利権協定における権益は、当社が100%保有いたします。
新利権協定の締結につきましては、当社40年余りの操業実績、ゼロフレアリング(原油に随伴して生産されるガスを油層へ圧入し、ガスの焼却処理を行わない技術。環境保全・資源保護を達成すると同時に、原油回収率の向上を図ることができる)を代表とする環境技術・生産技術の高さに加え、同国にとって日本が友好的かつ信頼できるパートナーであることが評価されたものと理解しております。
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鉱区位置図